教員業績書

1997年10月24日
建築学科助教授、久田嘉章


履歴書

平成9年10月24日

氏名
久田 嘉章(ひさだよしあき)

生年月日
昭和36年10月10日生(35才)

本籍地
東京都

現住所
〒158 東京都世田谷区上用賀3-17-8-306

学歴
昭和52年4月 早稲田大学高等学院 入学
昭和55年3月 早稲田大学高等学院 卒業
昭和55年4月 早稲田大学理工学部建築学科 入学
昭和59年3月 早稲田大学理工学部建築学科 卒業
昭和59年4月 早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻 博士前期課程入学
昭和61年3月 早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻 博士前期課程修了
昭和61年4月 早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻 博士後期課程入学
平成 元年3月 早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻 博士後期課程満期退学

学位、称号
(学士)昭和59年 3月 早稲田大学より工学士の称号を授与される
  (主論文題目)「境界要素法による地盤−液体−円筒シェル系の動的相互作用に関する研究」
(修士)昭和61年 3月 早稲田大学より工学修士の学位を授与される
  (主論文題目)「液体入り円筒タンクと地盤との動的相互作用に関する研究」
(博士)平成 3年12月 早稲田大学より工学博士の学位を授与される
    学位記番号:1755         課程博士
  (主論文題目)「堆積盆地の地震動特性に関する研究」

主たる専門分野
地震工学、建築構造

職歴
平成元年 4月 早稲田大学工学部建築学科 研究助手(3年間)
平成2年 1月 南カルフォルニア大学 客員研究員(半年間)
平成4年 4月 早稲田大学理工学研究所 客員研究員(1年間)
平成4年 4月 南カルフォルニア大学 客員研究員(1年間)
平成5年11月 南カルフォルニア大学地球科学科 研究助手(2年間)
平成7年 4月 工学院大学建築学科 専任講師(現在に至る)
   担当科目:情報処理概論及び演習、電算利用演習第一、構造力学第四、
        構造力学第一、構造実験、建築セミナー
平成8年 4月 通産省工業技術院地質調査所非常勤職員(1年間)

教育研究業績書
1.著書
著書名 単著共著の別 発行年月日 発行所 摘要
1) Earthquake Motion and Ground Conditions 共著 1991年9月1日 日本建築学会 分担:第2章・第2節「Strong Ground Motion in Mexico City during 1985 Mexico Earthquake」、pp.406 - 411

2.学術論文
学術論文名 単著共著の別 年月日 発行雑誌または発表学会等の名称 摘要
T 審査付論文
1) 境界要素法と断層モデルによる堆積平野の波動性状に関する研究 共著 1987年
7月
構造工学における数値解析法シンポジウム論文集,No.11, pp.123-128 久田、山本、谷
2) 3次元断層震源モデルと2次元境界要素による軟弱な堆積盆地での地震動性状 共著 1987年
12月
境界要素法論文集, Vol.4, pp.293-298 久田、山本、谷
3) Analysis of strong ground motion of plain and basin being composed of soft soil by fault model and BEM 共著 1988年
8月
Proc. of 9th World Conf. of Earthq. Eng.,Vol.2, pp.701-706 久田、山本、谷
4) 境界要素法と断層震源モデルによる堆積盆地のSH、Love波の地震動解析 共著 1988年
11月
日本建築学会構造系論文報告集, No.393, pp.92-100 久田、山本、谷
5) 境界要素法と断層震源モデルによる堆積盆地のP,SV,Rayleigh波の地震動解析 共著 1988年
12月
境界要素法論文集, Vol.5, pp.263-267 久田、山本、谷
6) 関東平野におけるやや長周期地震動のシミュレーション 共著 1989年
12月
日本建築学会構造系論文報告集, No.417, pp.79-86 山本、久田、谷
7) Amplification factor due to Love waves in multi-layered sedimentary basin 共著 1990年
12月
第8回日本地震工学シンポジウム論文集, Vol.1, pp.433-438 久田、山本、谷
8) 沖積平野または堆積盆地内で発生するLove波を合成する解析手法 共著 1991年
1月
日本建築学会構造系論文報告集, No.419, pp.135-143 久田、山本、谷
9) Why are surface waves excited in sedimentary basins dominant at longer periods? 共著 1991年
8月
4th Int. Conf. on Seismic Zonation, Vol.2, pp.245-252 久田、山本、谷
10) The BEM based on Green's function of layered half-space and the normal mode solution, and its application to 2D/3D basin responses 共著 1992年
7月
International Sym. on Earthquake Disaster Prevention, Vol.1, pp.245-252 久田、山本、谷
11) 3-D simulations of surface wave propagation in the Kanto sedimantary basin, Japan (Part 2: Application on the surface wave BEM) 共著 1993年
12月
Bull. of the Seism. Soc. of America, Vol.83No.6, pp.1700 - 1720 久田、 K. AkiT.L. Teng
12) An efficient method for computing Green's functions for a layered half-space with sources and receivers at close depths 単著 1994年
10月
Bull. of the Seism. Soc. of America, Vol.84, No.5, pp.156 - 1472
13) 3-D Simulations of Long-Period Strong Ground Motion in the Los Angeles Basin 単著 1994年
12月
Proc. 9th Japan Earthq.Eng. Sym., Vol.3, pp.115-120
14) An efficient method for computing Green's functions for a layered half-space with sources and receivers at close depths (Part 2) 単著 1995年
8月
Bull. of the Seism. Soc.of America, Vol.85,No.4, pp.1080-1093
15) ノースリッジ地震の地震動 -類似点と相違点 共著 1995年
9月
第23回地盤震動シンポジウム論文集、pp.93-100 久田、山本
16) Reply to comments on "An efficient method for computing Green's functions for a layered half-space with sources and receivers at close depths" by Roy J. Greenfield 単著 1995年
10月
Bul. of the Seism. Soc.of America, Vol.85,No.5, pp.1525-1526
17) One-, Two-, and Three-Dimensional Site Effects 共著 1996年
6月
Proc. of the 11th World Conference on Earthq. Eng., CD-ROM, Vol.1 久田、山本
18) 3D Simulations of Long-Period Strong Ground Motion in Sedimentary Basins 単著 1996年
6月
Proc. of the 11th World Conference on Earthq. Eng., CD-ROM, Vol.1
19) 成層地盤における正規モード解及びグリーン関数の効率的な計算法 単著 1997年
11月(掲載決定)
日本建築学会構造系論文報告集, No.501
U 国際学会の口頭発表
1) Seismic waves in basin-shaped soft sedimentary layers 共著 1988年
5月
Seism. Soc. Am., Vol.59, No.1 久田、山本、谷
2) Simulations of long-period ground motion in the Kanto sedimentary basin 共著 1989年
12月
Sym. on Effects of Surface Geology on Seismic Motion 久田、山本、谷、早川
3) Prediction of ground motion in the Ashigara valley using an analytical method 共著 1989年
12月
Sym. on Effects of Surface Geology on Seismic Motion 久田、山本、谷
4) The BEM based on Green's function of layered half-space and the normal mode solution 共著 1992年
2月
International Conf. on Effects of Surface Geology, Odawara 久田、山本、谷
V学術雑誌への研究報告/展望/解説
1) ロサンゼルス盆地の地質構造とやや長周期地震動 単著 1990年 日本地震学会ニュースレター、Vol.2, No.4
2) 米国の最近の地震工学研究の動向 単著 1995年
9月
地震工学振興会ニュース No.144、pp.31-34
3) 第11回世界地震工学会議参加報告「STS-4 1994年ノースリッジ地震」 共著 1996年
9月
地震工学振興会ニュース No.150、pp.7
4) 工学院大学新宿校舎の地震防災に関する基礎的研究(中間報告) 共著 1996年
9月
工学院大学総合研究所年報、第2号, pp.99-112 久田、近藤、広澤
5) 1994年ノースリッジ地震災害調査報告書 共著 1996年
3月
日本建築学会, pp. 62 - 67 担当:第2章・第5節 「ロサンゼルス盆地における強震動予測の現状」
6) 強震動地震学基礎講座「堆積盆地のやや長周期地震動」 単著 1997年
7月
日本地震学会ニュースレター、Vol.9, No.2, pp.21-22
7) 強震動委員会活動報告「川崎市震災対策支援システム見学会」 単著 1997年
7月
日本地震学会ニュースレター、Vol.9, No.2, pp.51
W 口頭発表
1) 液体入り円筒タンクと地盤との動的相互作用に関する研究 共著 1986年
6月
日本建築学会 学術講演梗概集B,pp.253-254 久田、谷
2) 断層モデルによる堆積平野の波動性状に関する研究 共著 1987年
7月
第58回関東支部研究報告集(日本建築学会), pp.213-216 久田、山本、谷
3) 断層モデルによる堆積平野の波動性状に関する研究 共著 1987年
10月
日本建築学会 学術講演梗概集B,pp.447-448 久田、山本、谷
4) 軟弱な堆積盆地の波動性状に関する研究 共著 1987年
10月
日本地震学会秋期大会C34 久田、山本、谷
5) 断層震源モデルと境界要素法による盆地形状をした軟弱な堆積盆地の地震応答性状 共著 1988年
4月
日本地震学会春期大会C45 久田、山本、谷
6) 関東平野におけるやや長周期地震動 共著 1988年
9月
日本地震学会秋期大会B21 久田、山本、谷
7) やや長周期帯域における堆積盆地の地震動特性 共著 1988年
10月
日本建築学会 学術講演梗概集B,、pp.653-654 久田、山本、谷
8) 地盤の層構成が地震動特性に与える影響について 共著 1989年
4月
日本地震学会春期大会C34 久田、山本、谷
9) 堆積盆地内で発生するLove波の地震動特性 共著 1989年
10月
日本地震学会秋期大会C45 久田、山本、谷
10) 堆積盆地の地震動特性 共著 1989年
10月
日本建築学会 学術講演梗概集B,pp.154-155 久田、山本、谷
11) 関東平野におけるやや長周期地震動特性 共著 1990年
4月
日本地震学会春期大会B33 久田、山本、谷
12) Upland地震におけるロサンゼルス盆地での波動性状 共著 1990年
10月
日本地震学会秋期大会C12 久田、山本、谷
13) 成層地盤のための三次元境界要素法 単著 1995年
9月
日本地震学会秋期大会C23
14) ノースリッジ地震の強震動特性 単著 1996年
3月
日本地震学会春期大会Z12-P17
15) 兵庫県南部地震の震源過程と強震動特性 共著 1996年
9月
日本地震学会秋期大会A44 久田、山本
16) 兵庫県南部地震の地震動特性と木造家屋の倒壊方向 共著 1996年
9月
日本建築学会 学術講演梗概集BU、pp.189-190 久田、山本
17) 大量の数のグリーン関数を効率よく計算する諸手法 単著 1997年
3月
日本地震学会春期大会B41-P03
18) 成層地盤のグリーン関数における特異点の扱いについて 単著 1997年
6月
文部省科学研究費研究集会「地震波伝播の理論とシミュレーション」
19) 震源パラメータと近地地震の強震動特性 共著 1997年
8月
日本地震学会強震動シンポジウム 久田、山本
20) 工学院大学新宿校舎の地震応答性状について 単著 1997年
9月
日本建築学会 学術講演梗概集BU、pp.725-726
21) 各種震源パラメータと近地地震の強震動特性 共著 1997年
9月
日本地震学会秋期大会B28 久田、山本
22) 兵庫県南部地震における木造家屋の倒壊方向の解析 共著 1997年
9月
日本地震学会秋期大会B56 久田、南

その他の業績(処罰、特許、資格、等)
年月日 業績内容
1.賞罰、等
1984年3月 早稲田大学建築学科・内藤賞
2.資格、等
1987年 一級建築士(203919一号)

学会及び社会における活動状況
年月日 活動内容
学会会員
自 1984年4月
至 現在
日本建築学会 会員
自 1986年4月
至 現在
日本日本地震学会 会員
自 1986年4月
至 現在
Seismological Society of America 会員
自 1989年4月
至 現在
American Geophysical Union 会員
自 1994年9月
至 現在
Earthquake Engineering Research Institute 会員
自 1994年9月
至 現在
震災予防協会 会員
自 1995年11月
至 現在
日本地理情報システム学会 会員
学会委員会活動、等
自 1995年7月
至 1996年6月
空気調和衛生工学会・災害調査対策委員会・委員
自 1995年7月
至 現至
震災予防協会・Effects of Surface Geology・委員会委員・幹事
自 1995年2月
至 現在
日本建築学会・兵庫県南部地震特別研究委員会委員
自 1995年4月
至 1997年3月
埼玉県県有施設のための耐震診断・耐震補強マニュアル作成委員会委員
自 1997年4月
至 現在
日本建築学会・関東支部研究委員会・構造部会委員
自 1997年4月
至 現在
日本地震学会・強震動委員会委員・調査班1班長
自 1997年4月
至 現在
震災予防協会・Effects of Surface Geology・第2回国際シンポジウム準備委員会委員
自 1997年10月
至 現在
第10回日本地震工学シンポジウム・運営委員会論文部会委員
プロジェクト研究,等
自 平成4年7月
至 平成5年6月
CUREe-Kajima Research Project 「Long-period strong motion response in a 3D sedimentary basin」分担
自 平成5年4月
至 平成6年3月
鹿島学術新興財団・国際学術交流 「Long-period strong ground motion response in Los Angeles and Tokyo」代表
自 平成6年7月
至 平成7年6月
Southern California Earthquake Center「Simulation of long-period strong motion for 3D models of the Los Angeles basin」分担
自 1994年10月
至 現在
National Science Foundation 「Earthquake ground motion modeling in large basins」分担
自 1995年4月
至 1996年3月
東京大学地震研究所・特定共同研究(B)「共同強震観測に基づく強震動予測モデルの確立」分担
自 1995年7月
至 現在
工学院大学総合研究所 「工学院大学新宿校舎の地震防災に関する基礎的研究」代表
自 1995年4月
至 1996年3月
文部省科学研究費・総合研究A「強地震動の予測に関する総合的研究」分担
自 1996年4月
至 平成9年3月
東京大学地震研究所・特定共同研究(B)「大加速度(速度)強震動の成因解明と強震動−地震被害との相互関連性に関する研究」分担
自 1995年4月
至 1996年3月
文部省科学研究費・奨励研究A「3次元地震動シミュレーションのための境界要素法」代表
自 1996年10月
至 1997年3月
受託研究・大崎総合研究所「震源域における地震動評価」
自 1997年4月
至 現在
東京大学地震研究所・特定共同研究(B)「大加速度(速度)強震動の成因解明と強震動−地震被害との相互関連性に関する研究」分担
自 1997年8月
至 現在
受託研究・大崎総合研究所「震源域における地震動評価
講演会、等
1995年12月 「東京の地震と地盤」新宿区立戸山社会教育会館
1997年8月 日本日本地震学会・強震動シンポジウム・セッション2・コンビーナー


教員勤務調書

平成9年10月16日

勤務先 職名 学部・学科 担当科目名 毎週担当授業時間 備考
専任 兼担 兼任
八王子 講師 1部建築学科 情報処理概論及び演習 2     2 共担
新宿 講師 1部建築学科 構造実験 2     2 共担
新宿 講師 1部建築学科 建築振動学 1     1
新宿 講師 1部建築学科 建築セミナー 1.5     1.5
新宿 講師 1部建築学科 耐震工学 0.25     0.25 共担
新宿 講師 2部建築学科 構造力学第一 1     1
新宿 講師 2部建築学科 構造力学T 1     1