テーマ | 中心市街地で想定される地震被害 -新宿駅周辺地域を事例として- |
---|---|
対象者 | 企業の防災担当初任者、一般市民 |
学習事項 | 大都市・中心市街地における施設・地域の震災対策を検討する上での基礎知識として、過去の震災や地震被害想定結果を活用し、対象とする中心市街地の震災時の様相をイメージする。本講座では、まず歴史地震や過去の震災(1923年関東大震災、1995年阪神・淡路大震災、2011年東日本大震災など)から大都市の被害事例を理解し【講義1】、次に公的機関による最新の地震被害想定結果とその活用法を学ぶ【講義2】。最後に、地域連携による実効性のある防災対策を推進するため、対象とする中心市街地(新宿駅周辺地域を事例とする)の特性を把握し、震災時の被害の様相をイメージする図上演習訓練を行う【講義3】。 |
講座内容 | 講義1 | 阪神・淡路大震災等の過去の災害事例と教訓 | 講義概要 |
---|
3大震災(1923年関東大震災、1995年阪神・淡路大震災、2011年東日本大震災)など過去の地震被害から大都市の震災の実態を理解し、今後の震災対策に向けた教訓を学ぶ | 講義2 | 地震被害想定の理解 | 講義概要 |
地震調査研究推進本部による地震発生の長期評価や内閣府・東京都など公的機関による地震被害想定を理解し、その結果の利用法を学ぶ | 講義3 | 中心市街地(新宿の街)を理解し、震災時の災害イメージの具体化する | 講義概要 |
対象地域(新宿駅周辺地域)の特徴を把握し、地域連携による実効性のある防災対策を推進するため、新宿の街の特徴と震災等による災害時のイメージを具体化する作業を図上演習により行う |
さらに勉強したい方へ | 参考1 | 「逃げないですむ建物とまちをつくるー大都市を襲う地震等の自然災害とその対策ー」日本建築学会(編集)、技報堂出版(2015) | 書籍 |
---|---|---|
参考2 | 中央防災会議、災害教訓の継承に関する調査委員会・報告 | リンク |
参考3 | 内閣府、歴史災害に関する教訓のページ | リンク |
参考4 | 地震調査研究推進本部、相模トラフ沿いの地震活動の長期評価(第二版) | リンク |
参考5 | 東京都・首都直下地震による東京の被害想定報告書 | リンク |
参考6 | 内閣府・首都直下地震対策検討ワーキンググループ最終報告 | リンク |
Copyright © 2014 HISADA LABORATORY. ALL RIGHTS RESERVED.