講義の概要

1-3-(1)-1 内容
タイトル 地震被害想定の理解
講座の目的 地震調査研究推進本部による地震発生の長期評価や、内閣府・東京都など公的機関による地震被害想定を理解し、その結果の利用法を学ぶ。
主な内容 地震調査研究推進本部による地震発生の長期評価や、内閣府・東京都など公的機関による首都直下地震や南海トラフ巨大地震等による地震被害想定の現状を理解し、被害程度に応じた柔軟な対応の必要性を理解する。 タグ 地震調査研究推進本部の長期評価、内閣府の地震被害想定、東京都の地震被害想定、首都直下地震、南海トラフ巨大地震、長周期地震動
講座 ・2013年内閣府による首都直下地震の被害想定結果と地震対策の重要性を理解する。同時に過去の首都直下地震やそのデータをもとにした地震調査研究推進本部の長期評価の現状を学び、首都直下地震には可能性の高い中小地震から、可能性は低いが甚大な被害が生じる大震災まで多様性があることもび、現実問題として被害程度に応じた柔軟な対応が求められている状況も理解する。 (資料1)
・2015年内閣府による「南海トラフ沿いの巨大地震による長周期地震動に関する報告」から海溝型巨大地震による長周期・長時間地震動評価の現状を理解し、超高層建築等の震災対策を学ぶ。 (参考資料2)
類似 ・想定される地震とその対策 久田嘉章氏 (2013/02/15)
・高層ビルの揺れと想定される被害 久田嘉章氏(2014/7/3)
備考 講座の元資料
・新宿駅周辺防災対策協議会:平成26年度総会
内閣府による2013年首都直下地震 被害想定の解釈とその利活用(工学院大学:久田嘉章 氏)
・内閣府:南海トラフ沿いの巨大地震による長周期地震動に関する報告(2015)

その他の関連講座資料
・新宿駅周辺防災対策協議会・斉藤塾:平成24年度第2回セミナー
東京都の新しい被害想定の意味するもの(明治大学:中林一樹 氏)
参考資料(外部リンク)・書籍 外部リンク
・地震調査研究推進本部:相模トラフ沿いの地震活動の長期評価(第二版)について
・内閣府:被害想定(首都直下地震、東海地震など)
・内閣府:首都直下地震対策
・内閣府:南海トラフ地震対策
・東京都:首都直下地震による被害想定報告書

参考書籍
・「逃げないですむ建物とまちをつくるー大都市を襲う地震等の自然災害とその対策ー」日本建築学会(編集)、技報堂出版(2015)