文部科学省平成12年度特別研究促進費研究

文部科学省平成12年度特別研究促進費研究

「2001年インド西部大地震の総合的調査研究」

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文部科学省平成12年度特別研究促進費研究「2001年インド西部大地震の総合的調査研究」英文報告書
A Comprehensive Survey of the 26 January 2001 Earthquake (Mw7.7) in the State of Gujarat, India, 117 pp.
Web Version
http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~tamao/Gujaratweb.html
Print Version
http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~tamao/Gujaratprint.html

(以下は2001年12月以前の内容です)

はじめに

2001年1月26日の現地時間午前8時46分、インド西部グジャラート州にあるBhuj市の北東約20 kmに大地震（Ms 7.9, Mw 7.6, Ml 6.9）が発生しました。インド政府（２月１９日付）によると死者19213名、負傷者166812名、倒壊家屋165000戸、被害家屋446000戸、被災額192億ルピーという大災害となっています。インド西部地震は内陸直下で発生した大規模な地震であり、地震予知や地震災害軽減に関する研究推進のため、現地に調査団を派遣し、活断層や地殻変動、地震動、被害などの調査研究を行うことは非常に重要でであると考えられます。そこで2月16日に文部科学省平成12年度特別研究促進費研究「2001年インド西部大地震の総合的調査研究」として調査団が結成されました。研究代表者は弘前大学佐藤魂夫教授で，そのメンバーとインド側の共同研究者（それぞれ氏名，所属，担当）および調査日程は下記のとおりです。調査結果は、まとまり次第、本ページからお知らせして行きたいと思います。

調査団メンバー
【研究代表者】
佐藤魂夫：弘前大学・理工学部，総括・余震観測
【研究分担者】
中田高：広島大学・文学部，地表地震断層調査
佐藤比呂志：東京大学・地震研究所，地表地震断層調査
吉岡敏和：地質調査所・地震地質部，地表地震断層調査
ジェームズ・J・モリ：京都大学・防災研究所，余震観測
根岸弘明：防災科学研究所・地圏地球科学技術研究部，余震観測
宮下芳：茨城大学・理学部，GPS観測
加藤照之：東京大学・地震研究所，GPS観測
濱田政則：早稲田大学・理工学部，地盤・構造物被害調査
VENKATARAMANA Katta：鹿児島大学・工学部，土木建築構造物被害調査
澤田純男：京都大学・防災研究所，強震動分布と地盤災害
村上ひとみ：山口大学・理工学研究科，緊急対策調査・建築物の被害調査
林康裕：京都大学・防災研究所，地震動と建築物被害の相関調査
久田嘉章：工学院大学・工学部，地震動と建築物被害の相関調査
【海外共同研究者】
Ramesh P. Singh：カンプール工科大学，余震観測
G. Lakhina：インド地球電磁気学研究所・所長，GPS観測
D K Paul：インド．ルーキー大学地震工学部・部長，災害調査
Javed N. Malik：インド．バロダ大学，活断層調査

調査日程（スケジュール表）
GPSグループ     ：2月18日出国-2月25日帰国
地震グループ      ：2月25日出国-3月11日帰国
活断層グループ   ：2月26日出国-3月6日帰国
被害調査グループ：3月4日出国-3月13日帰国

諸学会との連携

本調査研究には諸学会の協力を頂いています。

速報

・自然災害科学（2001年, Vol.20, No.1 掲載）５月２２日

・月刊サイスモ（2001年6月号掲載）５月２２日

・被害調査写真集（久田嘉章氏）５月２２日

・被害調査班レポート（林康裕氏）５月１日

・日本地震学会ニュースレター速報(2001年4月12日)

・日本建築学会・建築雑誌・速報（2001年4月12日）

・GPS観測レポート１(青木氏)、レポート２(加藤氏)　３月２日　　・GPS観測点（図）　３月１６日

・余震観測班レポート（佐藤魂夫・Jim Mori・根岸弘明氏）３月１６日

・被害調査班レポート（久田嘉章氏）３月２６日

・活断層調査班レポート（中田高・佐藤比呂志・今泉俊文・吉岡敏和氏）３月２９日

本ホームページに関するご意見・ご質問は工学院大学・久田嘉章（hisada@cc.kogakuin.ac.jp）までお知らせください。