被害情報収集の種類          
 
  被害情報収集にはいくつかの種類があります。まず、被害情報収集を誰がやるのか?というのが問題になってきます。住民の方々全員で被害情報を収集するパターンもあれば、町内会や部会の役員が被害情報を収集するといったパターンもあります。また、情報収集の方法による違い、紙とペンを用いたシンプルなものや、次のページで述べるIT機器を用いた被害情報収集といったものもあります。なので、ここでのマニュアルは各種被害情報収集に共通するところを抜粋して紹介させていただきます。
 
               
  被害情報収集訓練の大まかな流れ        
 

 被害情報収集訓練は通常、発災対応型防災訓練と並行して行われます。被害情報収集を担当する役員または住民のかたは、他の訓練参加者と同じく模擬災害に対して防災行動を行いますが、後の報告のために記憶、もしくは記録(メモ帳などに)しなければなりません。
自分の担当の地域をぐるりと回り、被害情報をあつめ避難所へ行きます。
そして避難所で設置されている災害対策本部に被害情報を報告し、部会長もしくは町会長は責任をもって情報を管理し、被災マップを作成します。

 
               
     
被害情報収集の流れ