2.模擬災害の設定 | ||||||||||||||||||||||
発災対応型防災訓練は、企画・実施グループによってその難易度を自由に設定することができます。もちろんはじめのうちは、従来型防災訓練や防災ワークショップなど簡単な訓練のものから実施しますが、訓練の熟練度があがることにより、より高度な発災対応型防災訓練や住民による被害情報収集訓練など実践的な訓練を行うことが可能となってきます。 |
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2-1.模擬災害の決定 | ||||||||||||||||||||||
訓練地域の調査(防災WSなど)を元に地域の特性にあった模擬災害を設定します。 |
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2-2.模擬災害への対応を検討 | ||||||||||||||||||||||
次に、設定した模擬災害に対する訓練参加者の防災行動を検討します。初めての発災対応型防災訓練の場合は、模擬災害を「建物倒壊」「道路閉塞」「火災」の3つに絞って設定、準備して下さい。 訓練参加者の対応としては様々なものがありますが、ここでは上記3つの模擬災害を例として挙げます。 |
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2-3.設置箇所・設置数の検討 | ||||||||||||||||||||||
模擬災害の設置箇所・設置数を検討します。 防災ワークショップでつくった防災マップをもとにつくるのが良いでしょう。 想定した模擬災害と、地震災害による実被害が近いほど、訓練は実践的なものとなります。下図は模擬災害を設置するにあたり注意すべきことを記したものです。 |
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