マニュアル・指針

 災害委員会では、国内および国外における災害発生時に、(社)日本建築学会が災害調査の必要性を検討し、必要と判断した場合には会員ボランティアによる(社)日本建築学会として調査団を組織し、調査団を派遣するまでの準備、派遣時における注意事項、調査結果の報告などについてマニュアルを作成している。災害委員会の前身である耐震連絡委員会では、地震災害調査検討小委員会で審議し、1992年に「地震災害調査に関する指針」を制定している。これをまとめて、(社)日本建築学会会員および対外的に周知するために、「日本建築学会が行う地震災害調査活動(1993)」というパンフレットを作成している。(社)日本建築学会では、1992年トルコ地震あるいは1995年兵庫県南部地震など、数々の地震災害に際して、この指針にしたがって調査活動を実施してきた。現在、「地震災害調査に関する指針」を制定してから10年が経過し、この指針を見直す作業を進めており、現在、「地震災害調査マニュアル」として改定する準備している。

地震災害調査に関する指針 (1992)

▼日本建築学会が行う地震災害調査活動 (1993)-GIF files ( 1ページ 2ページ 3ページ )

地震災害調査マニュアル (2002)

地震災害調査マニュアル (2005)