簡易耐震診断ソフトとは?
           
 
簡易耐震診断ソフトとは
     
 
 耐震診断は専門家である耐震診断士によってされるもので、建物が現在の基準に合うものであるのか、つまり震度7強に耐えうる建物であるのか、建物の安全性を調べるものです。そして耐震診断は耐震補強をする際に必要な工程でもあります。
 簡易耐震診断ソフトはそれらの工程を簡単な入力で簡易的に診断できるソフトです。
 
           
 
阪神大震災において
       
 

  阪神・淡路大震災で最も死者数の多かった原因は、建物倒壊等による圧死でした。その倒壊し死者の出た建物は1986年以前の建築で1981年建築基準法改正以前の基準で設計されたものがほとんどでした。他にも軟弱な地盤が原因となるものがあり、それらは耐震診断を行うことで危険性を未然に把握できたはずでした。耐震診断は自治体で援助をしている地域もありますが、その援助がない地域にお住まいの方は多額の資金が必要となってしまいます。
 そこで、この簡易耐震診断ソフトを利用すれば、資金を費やすことなく瞬時に危険性もしくは安全性を簡易的に把握できます。