四国支部の中田です。
高知から3時間くらいなので車で時間の許す限り現地に行ってきたので他の方と重複
するかもしれませんが報告します
10月8日(日)
8:30 東京−高知空港(10:00着)
11:20 高知IC−12:30豊浜SA(昼食)−14:40米子IC途中、岡山自動車道に入ってから米子まで制限速度50km/h久世ICあたりから、米子自動車道のクラックおよびその修復あとが目立つ。道路パトロールの人に聞く。8日0時に米子自動車道路が開通したとのこと。現在、余震後の被害調査中とのこと。
15:00 境港市着 境高等学校校長が快く会ってくださった。 ゆれが長周期が優先するような彼の表現が多かった。この校舎RC3階)は3年前に診断後の修復工事済みなのできれいであった。無被害だが、棚のものがだいぶ落ちたとのこと。
15:20この建物の東300mくらいのところに、TV報道された出雲大社分社に到着。倒壊した部分のみ周囲がガラスで、天井が高かったとのこと。校長から10月8日の中国新聞現地版を頂いた(中国支部調査隊の方々および、東大地震研壁谷沢教授、山口大稲井助教授に会う)
15:50 境港市役所訪問 被害レポートを頂いた。市役所、隣のピロティ−2階建てRCともほぼ無被害(外見のみ)
16:20 弓が浜北の竹内工業団地(埋め立て地盤)の液状化被害地帯を踏査。道路の凹凸激しかった.(±20cm) 高層(20m位)観光センター(鉄骨造)の外周がすべてガラス張りで数箇所ガラスの破損。周辺の地盤沈下によるコンクリートタイルの剥落が激しい。
17:50 米子駅前のホテル着(6990円)
20:50頃 大きな余震があったが長周期のもののような気がした。
10月9日(月)
6:30ホテル発 コンビニで朝食(岸本町)
7:00溝口町通過(役場に中波程度の被害あり、武道館の天井に被害ありと壁谷沢先生に聞いていたが、カット)
7:30日野町役場着 自衛隊、消防団、島根県救援隊等がたくさんつめていた。建築関連は同役場中田氏が説明してくれた。さらに南の本郷、下榎地区の被害が一番大きかったとのこと。日野町詳細地図、地盤被害位置図および8日10時までの被害届リストを頂いた。根雨駅前に復旧工事用車両が数十台止まってそのために片側通行であった。
8:00 役場からすぐの根雨高等学校到着(校長、教頭に被害および建物の概要について聞いた) 地震前から改修工事中。すべての北側腰壁位置に曲げひび割れ、一部の2次壁付設の柱にせん断ひび割れ)
9:00 日野町本郷、下榎地区着 100棟位の集落.9割くらいがブルーのシートをかぶせていた。途中の溝口町はブルーシートは1〜2割くらいであった。木造の倒壊寸前の建物があった。完全倒壊の建物もこの地区の南はずれにあった。石塀の倒壊数箇所あり。これより南180号線に沿っていったがすぐに通行止め(原因聞かず)
途中路肩の日野川側崩落、山側吹き付け補強面の崩落、雨水による土砂流出個所が数箇所あった。また、復旧工事のための車両運搬者20台くらいとすれ違った。根雨駅南のJR架線の高さ測定、レール検査、トンネル内検査等を、20人くらいのスタッフで行っていた。
10:00 上記地区から戻り日野病院(RC3階)、日野中学校(RC3階)外観調査、無被害の模様。
10:30 米子道溝口IC−13:50高知着(江府ICより乗ろうとしたが段差が昨日より大きくなったので少し前に不通にしたとのこと)
(収録写真 50枚程度必要ならいつでもOK)
災害委員の中田慎介先生(高知工科大学)