学会本部と各支部の災害直後対応

 

2003年日本建築学会大会・災害委員会PD

日時:2003年9月5日、13〜17時

場所:中部大学15号館1512号室

 

司会………林康裕(京都大学)

副司会………川口淳(三重大学)

記録………佐藤健(東北大学)

 

1.主旨説明………小谷俊介(東京大学)

2.主題解説

@南海トラフの巨大地震………安藤雅孝(名古屋大学)

A神戸の経験………竹内吉弘(広島国際大学)

B各支部対応

北海道支部………岡田成幸(北海道大学)

東北支部 ………田中礼治(東北工業大学)

関東支部 ………山村一繁(東京都立大学)

東海支部 ………小野徹郎(名古屋工業大学)

北陸支部 ………田村修次(信州大学)

近畿支部 ………室崎益輝(神戸大学)

四国支部 ………中田慎介(高知工科大学)

中国支部 ………三浦賢治(広島大学)

九州支部 ………川瀬博(九州大学)

C学会災害対応マニュアル………塩原等(東京大学)

D学会ウェブ情報提供………久田嘉章(工学院大学)

3.討論

4.まとめ………中島正愛(京都大学)

 

 

東海地震や東南海・南海地震をはじめとして、日本の主要都市が、早晩大地震に見舞われることは必至の状況にあり、年々その発生確率が高まっている。やって来ることが必至という状況認識下にあって、日本建築学会としても、災害直後には迅速、適切、かつ効率的な対応が望まれる。そのためには、我が国と、我が国の建築と、そして建築学会会員に何が起こるか、を想定しつつ、災害直後に学会がなすべき対応と行動が何かを意識して、非常時に備えておかねばならない。

上記の命題に鑑み、本PDでは、来るべき代表的な巨大地震の地震像と兵庫県南部地震における地震後の対応を振り返った上で、現時点における学会本部と各支部の活動の現況を確認し合うとともに、非常時に向けた実効性の高い備えや、本部と支部との連携のあり方等について議論する。