インドネシア・ジャワ島中部地震の関するアンケート調査結果(2006年6月9日)
(実施期間:2006年6月1〜8日)
1. 氏名(年令)、所属、役職 を記して下さい。
・川瀬博、九州大学大学院人間環境学研究院、教授
・菊地敏男 椛蝸ム組技術研究所 防災情報センター所長
・田村和夫、清水建設(株)技術研究所、施設基盤技術センター所長
・境茂樹 間組 技術研究所 建築構造グループリーダ
・田村修次 京都大学防災研究所 地震災害研究部門
2. 連絡先、電話番号、ファックス番号を記して下さい。
省略
3. 日本の各機関(国、自治体、建設会社、研究所、大学など)の対応に関連して、御存知の情報(調査団の派遣などを含む)をお知らせ下さい。
・九大では以下のような調査を計画中です。
1)余震観測、2)建物被害調査、3)地すべり被害調査
・富士常葉大学 環境防災学部長 小川雄二郎教授からの情報です。
:5/30(火)〜6/6(火)の予定で、同大学から2名の先生(小村隆史、高島正典)とアジア防災センターから2名の職員(1人はインドネシア出身)が調査に行っています。
:詳細は小川部長が窓口になるとの事です。
・JICAの活動状況 http://www.jica.go.jp/activities/jdrt/index.html
4. 国外以外の各機関の活動(救助隊の派遣、調査団の派遣など)で御存知の情報をおよせ下さい。
・質問の意味が不明ですが、九大では現地のガジャマダ大学と学術交流協定を締結しており、ガジャマダ大学の研究者が調査を計画中と聞いています(被害は軽微だそうです)。それでその調査を支援することを手配中です。
・アジア防災センターのHPの情報 http://www.adrc.or.jp/
5. 皆様の母体となる委員会・支部で、何か関連する動向があればお知らせください。
(たとえば,材料施工委員会、壁構造運営委員会の組石造関連委員会、歴史的建造物関連の委員会など)
・特に聞いていません。
6. 今回の地震調査のため、建築学会から調査団を派遣する必要があると思いますか。
(必要とお考えの場合には、調査の焦点等もお知らせください)
・必要はあると思います。ただ直接的に日本のためという観点からならあまりないでしょう。建物が違いすぎますから。現地の方々の調査の支援という観点が重要なように思います。
・調査内容は、建物の構造体被害状況とそれを踏まえた地震動強さとその分布の概略把
握などがあげられると思います。
・TV等の情報によれば、先般のイラン地震と同様、レンガ構造建物の崩壊が目立っているため、レンガ構造およびこの補強方法に関する専門家を派遣してはいかがかと考えます。
7. 建築学会災害委員会が調査団を計画した場合に、あなたはこの調査団に参加する意
向がありますか。(意向あり場合には、希望する調査内容をお知らせください)
・時間的な関係にもよりますが、いずれにしても上記のような事情で調査には行くつもり
(行かざるを得ない)です。いまのところ20日には現地に赴く予定です。
・建築学会災害委員会が調査団を計画した場合に、私自身は調査団に参加することは難しいと思いますが、弊社のメンバーを1名派遣することを検討させていただきたいと思います。
8. 現地にお知り合いの方がおられましたら、連絡先などをお知らせください
・私個人は存じません。九大の資源の方が窓口になっています。
・周辺に現場がなく、情報を持っていません。
9. 被害の詳細を知るための情報源(詳細情報を得るための情報源などをご存知でした
らお知らせください)
・特に知りません。
10. その他のご意見をご自由にお書きください。
・科研費の突発災害が申請される方向で調整中と聞きました。窓口は壁谷沢先生だそうで
す。詳しいことは存じません。以上、情報まで。
・できれば現地での安全確保に関する情報が欲しいと考えています。
ご協力ありがとうございました。
日本建築学会・災害委員会